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今年3棟目の

解体が始まった。物件は高台にあり、アプローチは1m幅の小径のみなので三たび人力解体となる。まず周囲の草刈りから。それが終われば内部の家財道具を全て分別して処分場に運び、足場をかける。ここからは棟上げと逆の順序をたどりながらひとつひとつ解いてゆく。解体現場は危険がいっぱい。今年の一棟目、二棟目ともに柱や梁が腐っていたりシロアリにやられていたりで、注意力を最大限に働かせないと落下事故につながりかねなかった。大事には至らなかったが、作業中ひやりとした事も何度かあった。今回も一部屋根が落ちていて屋根の上を自由に歩く事ができず、足場を確保しながらの作業になる。こういった作業の危険予知は経験がモノを言う。皆で、特に若い衆と意識を共有することが大切だ。

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解体終了

すべてのものに終わりがある。
そのときの事を考える事を放棄してはならない。

役目を終えて土に還る。
そういう建物が今どれほどあるのだろう。

土と同化できる建物はすばらしい。

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なんとかなる

チルホール、家を引っ張る時に曵き屋さんが使っていたのを思い出した。丸太にワイヤーをかけてチルホールを介して隣接の母屋を支点にして下ろすことに決定。梁同士の仕口を大バールでこねてはずし、少しづつずらしてゆく。併せてチルホールもすこしづつ緩めてゆく。あっけなく作業は終了。期待していた大梁は腐食がすすんでいて中身はスカスカの状態。残念!

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解体決定

思い悩んだ末、蔵の解体を決定した。構造材の腐れ、壁の崩れが想像していた以上にひどく、手直しするにもかなりの金額がかかる。使える材料をきれいに解いて持ち帰ることに注力する事にした。最大の難関は直径50センチ、長さ6mの松の梁、推定重量750キロ。重機が入らない状態でどうやって人力で下ろすか思案のしどころ。まずは手始めに併設の納屋を解体。

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生かす方法は

納屋と蔵の解体を請け負った。例のごとく2t車がギリギリ入る民家密集地で、手こわし。納屋と蔵の中は農業用具でぎっしり、足の踏み場もない。でも2t車5台分の処理を終えて中がすっかりきれいになったら、とたんに蔵が魅力的に見えてきた。2間*3間の総二階。一抱えもありそうな丸太が使ってあって、迫力。解いて持ち帰りたいが、重機がなければ不可能、短く切りきざむ他はない。お金をかけて解体するくらいなら、手を入れて何かに活用できないか。そんな事を考えていると、解くのが惜しくなってきた。未だ結論下せず、手待ち状態になっている。期限なしの家具仕事をしながら延命策を考えているけれど、もうそろそろタイムリミット。施主さんを説得できる良い案はないものか。

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