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古鉋

現場毎にふっと時間が空くことがある。そういう時はふらりとリサイクルショップに入る。地元のその店には、大工の手道具が無造作に置いてあることがある。鑿も鉋も鋸も赤錆が浮いていてとてもじゃないがそのままの状態で使えるようなものはない。しかし、大工が長年にわたって大事に使っていた道具というものは判るもの。 鉋を1丁2000円で買って帰った。使いたおされて台は薄く、刃は残り2センチまで磨り減っていた。 台から外して砥石で裏を出し、その後刃を研いでやると、30分ほどできれいな刃がついた。無造作に反り止めのボルトを通された台は狂いもなく、刃をセットすると、きれいなかんなくずを出した。前所有者の大工のことを思った。

P3050040.jpg

2件のコメント

[C1072] 匠

造作した人、使った人、両方の職人の技が残るとは、
そのめぐり逢いはドラマです。
こんなエッセイが好きです。
  • 2020-03-13
  • 投稿者 : tatu_no_ko
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  • 編集

[C1073]

廃業して本人が道具全部を売り払ったのか、死んで家族が処分したのか。何れにしても電動工具と違い、手道具にほとんど市場価値はありません。買う人がいないので。なのでなおさらのことこんな巡り会いは嬉しいものです。
  • 2020-03-14
  • 投稿者 : 尼助丸
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