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山に入る
常日頃お世話になっている、同じ集落内に住む人から「手を貸してほしい」と声がかかり、山に入りました。限界集落のまだ奥の奥、2tトラックを走らせて林道を突き進んでゆきます。「自宅で作業するための足場板を製材したいから」とのこと。2ヶ月ほど前に切り倒しておいた丸太の搬出作業のお手伝いです。春を迎えつつある下界とは異なり、山の空気はまだ痛いくらいに冷たい。
倒してある杉の木を玉切りしてチルホールや滑車などを駆使して林道まで引っ張り上げ、人力でトラックの荷台に積み上げます。葉枯らし乾燥させてあったため含水率は70%程度まで落ちていましたが、それでも1本あたりの推定重量は200キロ。弁当をはさんで3人で何とか9本搬出しました。
杉の足場板は材木店に行けば一枚あたり2000円程度で買う事ができます。経済的なことから言えば、わざわざ山に入って原木から伐り出して製材するなど馬鹿げた事です。しかしそれを自ら汗を流してやる。その過程がやはり楽しいのです。大げさに言えば、生きている実感とでも。

倒してある杉の木を玉切りしてチルホールや滑車などを駆使して林道まで引っ張り上げ、人力でトラックの荷台に積み上げます。葉枯らし乾燥させてあったため含水率は70%程度まで落ちていましたが、それでも1本あたりの推定重量は200キロ。弁当をはさんで3人で何とか9本搬出しました。
杉の足場板は材木店に行けば一枚あたり2000円程度で買う事ができます。経済的なことから言えば、わざわざ山に入って原木から伐り出して製材するなど馬鹿げた事です。しかしそれを自ら汗を流してやる。その過程がやはり楽しいのです。大げさに言えば、生きている実感とでも。

2件のコメント
[C493]
- 2011-03-10
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カナダでは、年間1000円くらいを国に払って、倒れた木を自由に持って帰ってました。チェーンソーのバーにガイドをつけて、好きな寸法の厚さに切って、持って帰るのですが、直径1メートルくらいのものが多く、ほとんど赤味。
日本で言う「ウエスタンレッドシーダー」です。今思えば、良材がごろごろしてました。