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柱の交換

大工です。

築120年以上の民家。120年以上前に他から譲り受けて移築したものだそうで、となるとそれ以上。200年近く、あるいはそれ以上たっているかもしれない。こうやって、解体、移築、再生ができるのが、日本の大工技術の優れた点です。こういった現場に出くわすたびに考えます。現在の家づくりは技術も思想も堕落しきっている、と。現在の家づくりの流れには、とことん抗いたいとの思いを強くします。

シロアリにやられた柱の交換です。悪いことに家の中心となる柱。四方から大きな差鴨居が刺さっていて、完全な交換は不可能。(住みながらなので)。鴨居下端で切断して新しい柱を入れることにします。

三方の差鴨居をジャッキで少しずつ上下てゆきます。家はみしみしと音を立てます。五感を研ぎすまして情報を受け取ります。最大限の注意を払いながら、3センチ上げたところで柱を切断します。

DSCF4556.jpg


2件のコメント

[C321]

よく痛んでますね。
でかい鴨居は魅力的。

昔からの日本の家はいーですねー。
  • 2009-10-28
  • 投稿者 : ちょい悪 (嫁)
  • URL
  • 編集

[C322]

ちょい悪さん
ええ。少なくとも石膏ボードにビニールクロスの家よりは。まちがいなく。
  • 2009-10-29
  • 投稿者 : 尼助丸
  • URL
  • 編集

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