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軸組の模型をつくる

大工です。
新築や再生工事など、構造の検討を要する大きな仕事の場合は、まず軸組の模型をつくります。縮尺は1/20から1/33くらい。10mが33センチから50センチくらいの大きさになります。基礎から始まって土台、柱、桁、梁、母屋、棟木の順に組み立ててミニ棟上げです。模型での柱の太さはおよそ4ミリ。机の上で夜なべの作業となります。写真は大島の家の模型。

DSCF1718.jpg

家を建てる際、合計4回は棟上げをします。1回目は図面を読んで見積りの材料拾い出しをするとき(頭の中で組みます)。2回目は軸組模型をつくるとき。3回目は実際に墨付け、刻みをするとき(これも頭の中で)。そして、実際の建前で。それぞれの段階で、問題点や検討事項などをそれぞれの段階で洗い出し、解決した上で本番の棟上げとなります。 
その中でも、全体を一望できる模型をつくることの意味は大きいです。家は細かな部分の集まりですが、全体のバランスは大変重要です。模型でそれを確認する事ができます。

模型づくりは手間のかかる下作業ですが、私にとって思考の手助けとなる大事な方法です。工事が終わっても保管しています。大工として、あといくつできるのだろう?
人生は短い。な。


2件のコメント

[C100]

解体工事は、材も手に入るので喜ばしい仕事ですが、新築は施主さんとの相性が大切なので、合わないと思ったときは自分から降りるようにしています。
自分でも「あといくつできるのだろう」と思いますが、まあ、前向きにやっていきます。

[C101]

家づくりは住み手とつくり手の共同作業であり、その良い関係性の中でしか、良い家はできないと思います。
  • 2009-02-12
  • 投稿者 : 尼助丸
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