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夏休み

約1年がかりの新築工事が終わり、7月初旬から盆明けまで1か月半の夏休み。初めての長期休暇の提案に、若い衆も顔がほころんだ。

新築仕事というのは塗り絵のような感じ。設計士が書いた下書きの上に大工が色をつけて完成。図面通り決められた通りに作って行けば必ず完成する。図面の完成度が高ければ高いほどイレギュラーなことも起こらない、ストレスもない。それを楽しいと思うかつまらないと思うかは人それぞれだろう。しかし、既定路線の踏襲だけでは一年に及ぶ工事期間中のモチベーションは保ちにくい。毎回新たな課題と試みが必要だ。

今回はできるだけ製材士さんには頼らず手持ちの材料から自分達で木ごしらえをした。既製材料を使わず、できる限り手持ちの材を無駄にしないことを前提にすると垂木の寸法もバラバラ、縁側の板の幅もバラバラになる。同寸に揃えようとすると最も小さい材に合わせることになり材が無駄になる。広島県山中にある、築100年以上の古家を見せてもらう機会があったが、10年近くかけて作られたという建屋の山桜の縁甲板は一枚一枚の寸法はまちまちだった。大工自ら山から伐り出した材を無駄なく使おうとすれば当然のことだろう。まちまちの幅の板の縁側がなんとも言えず心地よく映るのは同じ大工だからか。これでいい。こだわるところとこだわりを捨てるところ。これからは後者を意識して見極めてゆきたい。肩の力を抜いた自然体の建築を心がけたいと思う。

行く先のわからない旅に惹かれるのは年をとったせいか。古家の改修仕事が懐かしい。

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