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終の作業場(12)外壁

木の表面にカンナをかけると水を弾き、腐りにくなるということが一般的に言われている。木材に水分が長時間滞留するとカビや腐食の原因になる。しかしすべての材にカンナがけする必要はない。通常屋根の下にあり、雨に濡れる恐れがない材までカンナをかけるのは時間と労力の無駄と言える。外壁は雨にさらされるから、カンナをかけてやった方が良いと普通は考えるだろう。しかし、木は常時湿気た状態でいない限り腐ることはない。

長さ3m厚み12㎜幅90㎜の杉のラス板を原板のまま縦張りする。できるだけ軒を長く伸ばし、雨にあたる量を極力減らせばカンナがけは不要ではないか?という実験。数百枚の板を自動カンナに通す手間と時間と電気の節約、膨大な量のカンナ屑も出さずに済む。結果的に木の厚みも最大限に生かせる。表面の綺麗さにどれほど意味があるのか?そこにかける手間と効果の検証がなされた例を私は知らない。それが趣味の世界の話にとどまるのであるのなら私はカンナをかけない方を選ぶ。

木に似せたアルミ資材、合板の上に木目プリント、突き板合板、これらはすべて上っ面の見栄え第一主義の産物。大切なのは中身とそのボリュームだろう。アルミならアルミ、合板なら合板という顔のままでいることを選択しない限り、本質が何かを忘れてしまう。

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