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田植え、そして仕事再開
米作りを初めたのが2005年。今年で、はや16年目。突然田を所有することになった当初は、機械もなく手植えで手刈り。その頃30代だったが、すでに齢50を超えた。その間に、格安で型落ちのトラクター、田植え機、稲刈り機、ハーベスターを譲ってもらい、機械の手も借りながらなんとか米作りを継続している。
2枚合わせて1反ほどの田、自分で食べる分くらい収穫できればと思ってやってきたが、現実は厳しい。反あたり8俵取れれば8*60kg=480kg。ひと月あたり40キロの米となる。育ち盛りの息子が二人いても十分と思われるが、我が田からの収穫は、現在3俵程度しかない。総量約180キロ、8か月で底をつく。肥料も農薬も使わない無為農法では、こういう不愉快な結果も受け入れざるをえない。
数年前に手植えに戻った。機械で植えるためには、苗箱に苗を密に育てなければならない。必然的に細くて浅い色の苗になる。その違和感が払拭できず、中古の田植え機は2.3年使っただけでお払い箱になった。同時に翌日からの腰痛も復活した。
コロナウィルス、日本では3.4月時点で考えていたよりはずっと感染が少なく済んでいる。某大臣は「民度」が高いから他国より感染を抑えることができている、とご満悦の様子。しかし、アジア諸国のなかで見れば、100万人あたりの死亡者数はフィリピンについでワースト2。彼の言う通り、感染度合いが民度によって左右されるのというのであれば、日本の民度は韓国、台湾、ベトナム、マレーシアよりも相当低い。感染爆発には至っていないが、逆に言えばまだとば口に立ったばかり。ならば長期戦に備えて体力をつけておかねばならない。徐々に仕事を再開します。手探りで、感覚を研ぎ澄ましながら。

2枚合わせて1反ほどの田、自分で食べる分くらい収穫できればと思ってやってきたが、現実は厳しい。反あたり8俵取れれば8*60kg=480kg。ひと月あたり40キロの米となる。育ち盛りの息子が二人いても十分と思われるが、我が田からの収穫は、現在3俵程度しかない。総量約180キロ、8か月で底をつく。肥料も農薬も使わない無為農法では、こういう不愉快な結果も受け入れざるをえない。
数年前に手植えに戻った。機械で植えるためには、苗箱に苗を密に育てなければならない。必然的に細くて浅い色の苗になる。その違和感が払拭できず、中古の田植え機は2.3年使っただけでお払い箱になった。同時に翌日からの腰痛も復活した。
コロナウィルス、日本では3.4月時点で考えていたよりはずっと感染が少なく済んでいる。某大臣は「民度」が高いから他国より感染を抑えることができている、とご満悦の様子。しかし、アジア諸国のなかで見れば、100万人あたりの死亡者数はフィリピンについでワースト2。彼の言う通り、感染度合いが民度によって左右されるのというのであれば、日本の民度は韓国、台湾、ベトナム、マレーシアよりも相当低い。感染爆発には至っていないが、逆に言えばまだとば口に立ったばかり。ならば長期戦に備えて体力をつけておかねばならない。徐々に仕事を再開します。手探りで、感覚を研ぎ澄ましながら。
