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扉の取付け

建具の枚数が多いので、今回家具の建具は大工が担当です。扉が29枚、引出しが16段。普段の寸法は尺寸ですが、家具仕事は厳密にミリを使い、その分、気も使います。 これが済めば、あとは濡れ縁を作れば、大工工事は終了です。

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見学会のお知らせ

52坪の平屋の住宅、完成見学会のご案内です。丸太から製材、墨付け、手刻み、棟上げしたのが昨年11月。新建材を使わない、土壁の家です。 駐車場の都合上、予約制としています。見学ご希望の方がおられましたら、電話もしくはメールで申込んでください。お待ちしています。

スライド1

洗い出し

昨日は玄関土間のジャミコン洗い出し。大量の水を使うので養生に気を使います。配合は21−18−15、2.75m3。夕方16時に無事終了。若い衆二人は明日からはまた家具の扉作りに戻ります。あともう一息。

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職場体験

地元の中学校の生徒さんが2名、2日間やってきた。職場体験学習として受け入れ始めて4年目、当然のことながら、毎年現場は違う。昨年は新築現場の小舞かき、今年はさしかけ屋根、波板はり。90㎜角の垂木の上に30㎜の桟木を90㎜の釘で打ってもらう。近頃はプロのい大工でも90の釘を手で打つことは珍しい。とりあえず何も言わずにやらせてみて、それからアドバイス。玄翁の持ち方、力の入れ方、角度、リズム。やってみせると本当に吸収が早く面白いようにうまくなる。作業の音を聞けば、上手か下手か大体わかるけれど、十分合格点。この後波板を二人だけで貼ってもらった。一人当たり何百本釘を打っただろう。後世畏るべし。

作業前に二人に尋ねた。
「一番大事なことは何?」  「自分の命」
「そう、怪我をしないこと。でも、怪我をゼロにすることはなかなか難しい。
小さな怪我、自分の指を叩いたり、ノコギリで指を切ったりは、僕らでもある。
でも、大きな怪我だけは絶対にしないこと。」
「屋根に上る?どうする?」  「はい」

受け入れる側としては、やはり怪我が一番怖い。
しかし、一線を越えて初めて見える景色もある。
こちらの心配をよそに、どんどん波板は貼られていった。

「屋根の上の釘打ち、面白かった」

怪我もなく2日間が無事終了。
学校以外の世界に触れることは良いことです。
逃げ場ができる。

翌日は親指の付け根と前腕が痛いかも。

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