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モバイルハウス5
同じ大島で
「風邪を引いてしもうて。屋根じまいまで半日ほどてつどおてもらえまいか?」との電話があり、弁当を食べてから赴いた。同じ大島の北側の集落にある現場。今の現場は大島の南側なのでちょうど反対の位置にある。しかし車でおよそ15分程あればつく。北風の強い日で、屋根に登るのに多少の不安があったが、同じ島でも風はほとんどなく安心した。 訳あって棟上げまで行かず放置されていた軸組で、それを譲り受けてきたという話。もともと2階建てだった骨組みの1階部分の下半分を切って、少し足の高い平屋建てに改造。部屋から防波堤が邪魔にならぬよう海が見えるようにとの算段したとのこと。ベタ基礎の上に石を並べ、その上に柱を立てる石場立て。日の目を見ることなく廃棄されとうとしていた木組みが、当初の予定とは違う形で姿を現した訳です。
夕方、日の落ちる前に何とか野地板をはり終えた。 仲間の役に立てるのはうれしいものです。


夕方、日の落ちる前に何とか野地板をはり終えた。 仲間の役に立てるのはうれしいものです。

