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モバイルハウス4

軒が出せないので、雨仕舞が大事。サッシ廻りに防水テープ、壁に透湿防水シートをはる。
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その上にさらにラス板を縦ばり。プレーナーには通さず、製材のまま使う。一昔前のみかん箱のような様相。
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屋根はガルバ波板、ルーフィングの上に通気層をつくって下地を組む。
それにしても寒い。南側が山で日が射さず、日中も氷点下のまま。
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ラス板を半分に割いた目板をビスで止めてゆく。下地が薄いので、今回は釘ではなくビス止め。
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屋根に波板をはる。全長が3.4mなので10尺1枚ではちょいと長さが足りない。
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道行く車の中からの視線を感じる。脇見運転で事故しないでよ。
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ケラバと棟の板金を取り付けて、とりあえず外部は完成。これで雨が降っても大丈夫。
あとは内装、暇をみながらぼちぼちと。
ここまでの作業日数5.5日。
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モバイルハウス3

仕事の合間を見てのモバイルハウスづくり、その過程。一挙に。

土台パネルができたら、残りは壁パネル4面と屋根パネル1面。予め使うアルミサッシの開口部を開けておいて下地を組む。45*36の下地に12㎜厚のラス板を、土台と同じように斜めにはってゆく。 でき上がったパネル。ここまでで2人で2.5日。
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パネルが全てでき上がれば、単管とクランプで土台を組む。土台の大きさは幅2m*長3.6m*高0.8m。ちょうどこの中に2tトラックの荷台を滑り込ませられる大きさ。筋交いを入れて補強し、その上に土台をのせる。
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土台の上に壁パネルをのせて1面ずつビスで固定してゆく。
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ツーバイフォーの棟上げはこんな感じなのか。数十年前に見たハリソンフォード主演の映画「目撃者」に出てきた、アーミッシュの村人たち総出の家づくりのシーンを思い出す。規模は小さいが。
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土台の下に高さ6㎝の材を2本並べて固定してあり、その中に単管を差し込んである。
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壁、最後の1面。
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屋根パネルを取り付けてしまえば、びくとも動かない。
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屋根にも断熱材を入れて、
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同じようにラス板を斜め張りして、
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アルミサッシを取り付けて、棟上げ終了。組み上げ作業は丸1日。ここまでで3.5日。
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屋根ができるまで、仮に防水シートをはっておく。
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お疲れさまでした。続く。


モバイルハウス2

3万円のモバイルハウス、壁は薄い5㎜程度のベニヤ板1枚。居住性は悪かろう。今回のモバイルハウスはゲストハウスとしての使用も念頭にあり、居住性の良さは確保したい。箱全体を断熱材で囲む。材料はフォレストボード厚40㎜、杉皮を粉砕して固めたもので、畳一枚1枚あたり3600円、これが12枚、断熱材の費用は全部で¥43,200。石油系の発泡スチロール等を使えば半額になるだろう、が、使わないことにする。 
杉の3寸(90㎜)角で枠をつくり、下地材は杉の36*45㎜、片面にラス板を打ち、ひっくり返して断熱材を入れてゆく。そしてその上にまたラス板を斜め打ちしてサンドイッチにする。でき上がってみると二人でようやく抱えられる限界に近い重さ。100㎏くらいか。運べなくなるので仕上の床材は後回し。モバイルハウスとしては、いかに軽量化するかがひとつの大きな課題だろうけれども、そこは今回は無視。

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モバイルハウス

建てない建築家ー坂口恭平を愛読していたのはもう数年前の話。土地の私有に異を唱えて、3万円でモバイルハウスをつくり、そして住んだ。

自分の所有する「2tトラックに積んで運べる大きさのモバイルハウスを」という考えを、実行に移す。
普段の仕事同様に、合板や石油化学製品を極力を使わないで、できるだけ安価な材料で、というコンセプト。
幅1.6m*長さ3.5m*高さ2.3mの木の箱をつくります。
まずは床から。面剛性を出すため、幅9㎝、厚さ12㎜のラス板を斜め張りします。

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