五年前に工事させてもらった古民家の台所、どうしても対面式にしたいというご要望。8畳間にキッチン、食器棚、食卓全てを入れるのはかなり厳しいが、食卓を切り詰めたりして何とか対応。手持ちの食器棚はすててもらって、あらたに作り付けた。幅2m、高さ2.2m、天板は栗、建具、引き出しの化粧板は楠。1年前に初めて楠を使って、それ以来好きになった。
現場で出た石とドラム缶でつくった石釜1号はそれなりに活躍して役目を終えた。今回グレードアップして石釜2号を作成。築100年以上の倉庫を解体して不要になった瓦を積み重ねその上を土で塗り固めた。釜は2層式で下が燃焼室、上が焼き床。2層式は火力調整がしやすくてなかなか使い勝手が良い。簡単なパンを焼いたら、下の坊主から「店のパンより100倍おいしい」とお褒めのことば。料理はしなくても、日々の端材を燃やす簡易焼却炉としても活躍中。
二ヶ月間の広島通いが終わりました。この間、ブログを更新する余裕もなく、方々でご心配をいただきました。私共3人、熱中症にかかることもなく無事暑い夏を乗り切りました。たまった疲れをいやすために温泉旅行とでもゆきたいところですが、向かった先は岡山の木材市。年に一度の買い物ツアー。目当ては大きな板。今回目を惹いたのは杉の大板。長さ2.1m
幅1.2m厚さ6.7㎝。広い会場を半日歩き通し、疲れて帰路に。