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ケヤキの社長机

「全てまかす」と言ってもらうと、やはりいつも以上にはりきってしまうもんです。いろいろやってるうちに、当初の予定ではものたりなくなり、机もつくりました。ケヤキの一枚板に反り留めを入れて、棚と引き出しの上に置く。机が変わるだけでも部屋の雰囲気が変わるものです。あとはソファーの仕上がりを待つばかり。

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大工とソファ

ある建設会社で、社長室を新設して、それまで事務所にあった応接用のソファを社長室に移すことになった。三人掛けのソファが30センチ程開口部にかぶるのでどうするか、新調するか、それとも。カバーとクッションを剥いで骨の状態にできればあとは何とかなる。しかし、どうやってつくってあるのかがわからなければバラせない。市内の椅子職人さんのところに持ち込んで状況を説明、協力をあおいだ。数日後、「取りにおいで」と電話があり、今度は大工の出番。ソファの内部構造は初めて見たがいたって単純。合板と角材でかたちをつくり、ステップルと接着剤で止めてあるだけ。正直、拍子抜けした。一部木屑を固めた圧縮材が使ってあり、「これじゃステップルがたたない」とのことで、合板で作り替えた。作業は半日で終えて、「では、よろしくお願いします」と、翌日、椅子屋さんに再度引き渡した。こうして自分の住む世界を広げてゆく事は本当に楽しい。これが私のグローバル化。知らない事、分からない事が身近な世界にいっぱいある。グローバルな人材、イコール英語という考え方は安直すぎる。
事情があって仕上がりは2週間後の予定。

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種籾(たねもみ)

米づくりの主導権はかみさんにある。籾で保管してある昨年の米から塩水選で今年の種籾を選別、1週間程水につけてから、たらいに入れて一晩風呂の残り湯に浮かべる。そして翌日苗箱に蒔く。苗箱にして30箱。一箱あたりそのくらいの量の種籾を蒔くかは、どういう米づくりをするかに大きくかかわる。「丈夫な苗を育てることがまず第一」と、手植えしていた頃はひと箱あたり40g。一定面積に密植すれば一株の大きさは小さくなる。昨年からは田植機を導入した事もあって60gにしたけれど、まだまだ空振り(機械がひろってくれない)が多く、補植にずいぶん手間がかかった。今年は70〜80g、だんだんと効率重視に移ってきてしまっている状況がある。廻りの農家は200〜250gというので、それでも1/3くらいなのだけれども。苗箱は現在、ウッドデッキのうえで日差しを浴びている。田植えは6月中旬の予定。
かみさんがネットでポット苗式の田植機なるものを見つけて「来年からはこれよ!」と意気込んでいる。おまかせします。

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子供部屋

合板や石膏ボードは使わない家づくりをめざしてはいるのだけれど、改築の場合はそうもいかない場合がある。住みながらの工事になるので壊せる箇所と壊せない箇所があって制約も大きい。現状よりも住みやすく、強度的にも今までよりも安心できるようにするためには、合板を貼って強度を出す事が一番合理的であったりもする。今回は総二階の家の一階部分を構造用合板で耐力壁をつくって耐震補強しながら、一部柱や壁を抜いて子供部屋を2部屋つくった。壁は石膏ボードにクロス張り。久しぶりのボード仕事に少し戸惑いはあったけれども、それ以外の部分はできるだけ無垢の木を使うように心がけた。中学校1年生の女の子の部屋、工事途中に「ベットをつくってほしい」との要望。頭をひねって、窓をまたぐようにロフトのようなベットを作り付けた。下にはクッションをおいてごろごろできるように。

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