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土のにおい

小舞の状態しばらく続き、自分が鳥になったような感じ。四方からの木漏れ日は美しいけれども、冬がくる前に外部を仕舞いたい。土が塗られると中は一気に暗くなり、家らしくなりました。土で湿った室内の空気が心地よい。乾くのを待って裏返しに移ります。

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洋瓦

ここは岩国の旧市街。車いっぱいの幅の路地が縦横斜めに走っていて、対向車との離合は勿論できないし、間違って入ったらカーブが曲がれずにバックするはめになるような微妙な道がたくさんある。棟上げが終わった後、現地に子供が使わなくなった自転車を持ち込んで重宝している。材料の搬入には苦労したけれども、今ではこの現場がとても気に入っている。昼休みにあれこれと廻ってみると、空き家となった朽ちかけた木造の旧家や苔むしたブロック塀など、昭和の名残があちらこちらに感じられてノスタルジーをそそる。昔の町並みを美しく思うのは、それらがつくられているその素材の単純さと種類の少なさにある。時を経てそれらは美しく朽ちてまわりの風景と同化する。そんなふうに家をつくりたいと思う。 初めての洋瓦。

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年は廻る

家族が食べる分くらい穫れれば、とはじめた稲作も10年目。子供の成長につれて増える消費量とは逆に年々少なくなる収穫量。今年は収量アップのために一念発起した。冬の間にバーク堆肥、地の緩い場所にまさ土を入れ、あとは雑草をこまめに取る。 ハゼ干しした後、大雨が降り倒壊。日も落ちた中ずぶぬれになりながら掛け直すが、はしからまた倒壊。人間も何度も折れそうになった。なんとか脱穀をむかえ、かいあってか去年の4割アップの収量。来年も何とか頑張れそうです。
支柱も10年前に譲り受けたもの。そろそろ寿命。また、竹を伐り出す時期を迎えました。

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