中古の家のリフォームに伺うと、家に使われる建材の移り変わりがよくわかる。今から30年以上前に建った家の内装は化粧ベニヤが多く、それ以降になると石膏ボードにクロス張りが主流になる。大量に出る石膏ボードの処分はいつも悩みの種。地元に引き取り手はなく広島まで車で運ばなくてはならない。処分費もかさむ。 セルフビルドの主から「蓄熱層にする」との提案を受けて、10畳の薪ストーブ部屋のうち4畳分の床を45センチかさ上げして、その中に廃石膏ボードを敷き詰めた。この上に杉の床板をはる。残り6畳のど真ん中に薪ストーブを置いて、かさ上げした部分にごろ寝という感じ。
普段現場に出て体を動かす人間がデスクワークの必要に迫られてはや1ヶ月。料理はいい気分転換になります。ドラム缶と現場で余った土と石とで子供と石釜をつくったのは半年前。直火の火力はすばらしい。コンセントにつながれたうちのオーブンにもう出番はありません。扉のないオープンなオーブンだけど内部の温度は軽く200℃〜400℃をキープ。(500℃まで測れる放射温度計なるものを買ったのです!)最初の頃は火力が強すぎて何度も料理を焦がしました。定番はやはりピザですが、写真のおき火の量ではちと強すぎ。
300本の竹割り。八つ割りにしてから節を飛ばす。なかなかの重労働。