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エポキシ
成形
耐水合板で
久しぶりの棟上げ
先日は何年ぶりかの棟上げ。近年、古民家などの改築工事が続いていて、新築からは長い間遠ざかっていたので。
5年ほど前から、在庫している材木が雨にぬれないように小屋を作ろうと計画して材料も集めていたのだが、我が身の事となると極端に腰が重く、結局野積みしていた松丸太を腐らせてしまう始末。いくら土に還る家を標榜しているとはいえ、意図に反して早々に材を腐らせてしまうのは、本当に恥ずかしい。ごめんなさい、お松っつあん。
今回急に事態が進展したのは、墨付け刻み済みの材料が手に入ったため。大工の訓練生が卒業制作として実際に建てた2間×2間半の総二階の軸組を、千葉に住む杢人大工がトラックで運んできてくれたのがおよそ2ヶ月前。うちのとっておきの大板4m×1m(厚約7センチ)3枚と交換。
という訳で、今回は施主でもあり棟梁でもあるという特殊な立場。けれども墨付け刻みは赤の他人。図面とにらめっこしながら材料を一つ一つ確認してゆき、何とかひととおり理解した。大工の卵が勉強のために作った建物とあって、土台、足固めに始まって大黒柱、差し物、通し柱、貫、込み栓、等々、小さい建家にこれでもかと、いろいろ詰め込んだ建物だ。自分が刻んだものではないから、棟上げ時のドキドキワクワク感は薄いけれども、棟上げの日はやはりハレの日。今回は島で古民家を一緒に再生しているお施主さんたちもさそってのお祭り。しっかり手伝ってもらって、屋根にも登ってもらって、4時過ぎには何とかしまえて、晩は久しぶりにうちに大勢押しかけての大宴会となった次第。そのまま泊まってもらって翌日解散。
材木置き場の小屋からかなり姿形を変えてしまって、木屑小屋兼休憩所(?)となる予定。
当初の意図もどこへやら。課題は先送りされたまま。
楽しかったので、まあいいか。


5年ほど前から、在庫している材木が雨にぬれないように小屋を作ろうと計画して材料も集めていたのだが、我が身の事となると極端に腰が重く、結局野積みしていた松丸太を腐らせてしまう始末。いくら土に還る家を標榜しているとはいえ、意図に反して早々に材を腐らせてしまうのは、本当に恥ずかしい。ごめんなさい、お松っつあん。
今回急に事態が進展したのは、墨付け刻み済みの材料が手に入ったため。大工の訓練生が卒業制作として実際に建てた2間×2間半の総二階の軸組を、千葉に住む杢人大工がトラックで運んできてくれたのがおよそ2ヶ月前。うちのとっておきの大板4m×1m(厚約7センチ)3枚と交換。
という訳で、今回は施主でもあり棟梁でもあるという特殊な立場。けれども墨付け刻みは赤の他人。図面とにらめっこしながら材料を一つ一つ確認してゆき、何とかひととおり理解した。大工の卵が勉強のために作った建物とあって、土台、足固めに始まって大黒柱、差し物、通し柱、貫、込み栓、等々、小さい建家にこれでもかと、いろいろ詰め込んだ建物だ。自分が刻んだものではないから、棟上げ時のドキドキワクワク感は薄いけれども、棟上げの日はやはりハレの日。今回は島で古民家を一緒に再生しているお施主さんたちもさそってのお祭り。しっかり手伝ってもらって、屋根にも登ってもらって、4時過ぎには何とかしまえて、晩は久しぶりにうちに大勢押しかけての大宴会となった次第。そのまま泊まってもらって翌日解散。
材木置き場の小屋からかなり姿形を変えてしまって、木屑小屋兼休憩所(?)となる予定。
当初の意図もどこへやら。課題は先送りされたまま。
楽しかったので、まあいいか。

