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庭の一角に

足場板とブルーシートで作った簡易の舟。壊した土壁を放り込んで水を加えて寝かせます。友人の大工から「新しいわらも加えて」との助言があり、家から4束ほど持ち出して2寸ほどの長さに切り、加えました。朝現場に来て長靴に履き替え、土を足踏みして混ぜる。これからの彼の日課です。

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まずは壊しから

古い民家は壁が少なく、柱の本数も少ないので、改築ににあたっては比較的自由度が高いといえます。まずは高度成長期に改築された部分の新建材や石膏ボードなどをはがしてゆきます。例のごとくボンド併用で解体作業は難航。一番気の滅入る作業ですが、数日間のその作業が終わると、少し気分が晴れます。その次は天井や壁の解体。天井を取払い、土壁をかけやでドーン、ドーンとたたくと、土だけが下に落ちて竹小舞が姿を現します。約150年前の竹ですが、虫に食われた跡もなく健全です、が廃棄処分。土は新たに壁となる部分のためにとっておいて水を加えて練り直します。

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10ヶ月を経て

最初に相談を頂いたのが昨年の6月。現地調査、打ち合わせを重ねて今年4月に着工。築約150年の古民家です。同じ市内でも、「こんな所があったんだ」という山間の場所。この先は行き止まりで車は来ない。隔絶された場所で今年いっぱい、毎日若い彼と二人で修行といった風情です。通い始めてひと月が経ち、ようやくペースがつかめてきたところです。
先日、かみさんに忘れ物を現場に届けてもらって送り出したら、数分後に「落ちた」と電話。肉眼でようやく見える距離に見覚えのある車が左側の車輪2本を側溝にはめて傾いていました。JAFを呼んでも良かったのですが、自力脱出の方が早いとみて、現場から足場板と角材とをトラックに乗せて出動。15分程度で脱出。こういうアクシデントの処理は正直めんどくさいのですが、どこか楽しんでいる節もあります。とはいっても、これからは忘れ物、頼みにくくなりました。

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雨戸は必須

現場に一晩泊まって、施主さん仲間と中締めの宴会。うまい具合に暴風雨となり、どうやって雨が漏るのかを確認する事ができた。窓ガラスの真横からシャワーを当てられたような状態。光はもれなくとも水は漏る。段差やくねくね道も何のその、毛細管現象で、木と木の取り合い部分から面白いように雨がしみ入ってくる。その量は、正直想像を超えていた。その場所には過去何度も漏った形跡があり、この家の一番の弱点だったようだ。アルミサッシにして雨戸もつけていたのに、わざわざ木製建具に戻してしまったのだから、当然といえば当然の話。上から下への正直な雨で漏る事はないけれど、この島に木製建具では、雨戸は必須だとわかった。うまく行けば雨戸はなしにして予算を浮かそうというもくろみは見事失敗に終わり、予定通り外付けのアルミ製の雨戸を取り付けることになりました。木製の雨戸にすれば?そこは費用対効果。勘弁してください。

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路駐は今日まで

車で通ってくる彼の軽、昨日写真掲載の家の前の道に長い間路駐状態が続いていた。部落の住人以外はほとんど通らない道、標識もなく違反ではないけれども、重機がある間に手を打とうと考えた。横に2台並べてとめられるように、段下の畑を一部つぶして敷地延長。1mほどの落差をどう処理するか。本来ならばよう壁工事が必要だけれど、大金をはたく余裕はない。杉の木杭の根元を畑で焼いてから地中に埋めて、足場板でよう壁をつくる。土圧にどう対処するかが鍵、既存のよう壁上部からボルトと鉄筋でアンカーをとって引っ張っておいた。土を埋めてなんとかかんとか2日間で作業終了。
失敗覚悟の実験。当面はこれで大丈夫のようだ。木が腐るのが早いか、鉄筋がさびてちぎれるのが早いか。それとも彼が独立するほうが早いか。

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連休は家のことを

曜日や祭日といった感覚がほとんどないので、世間が連休といっても、特別な感慨はない。現場に出ることはしないけれども、人ごみがめっきりと苦手になって、この時期にわざわざ外に出るのもおっくうだ。家にこもって普段できない自分仕事をする良い機会。何から手を付けようか。とりあえず家の前の道路にたまった落ち葉をかき集めて畑の一角に運ぶ。半年以上たってよい感じの腐葉土になっている。あとはかみさんに。
さてつぎは何を。

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