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必要は発明の母

 日々の生活で必要なものは、近所のスーパーやホームセンターで大概のものがそろう。品揃えが少ない場合は、ネット上で注文すれば、数日で手元に届く。しかし、いずれの場合も事前に用意された選択肢の中から選ぶという点においては同じ事だ。メーカーは数多く売れそうなもにについては商品開発を惜しまないが、少ししか売れないとわかっているものについては最初から相手にしない。大量生産、大量消費を基とする流通の世界で、これは至極当然のことだ。そんな中であきらかに特定少数を対象とした商品も数少ないながら存在する。そういうものが店頭に並んでいたりすると目を引く。普段の生活からは見えない世界、知らない世界をかいま見せてくれるからだ。自ら意識して見ようとしない限り、右利きの人に左利きの人の苦労はわからない。目の見える人に目の見えない人の不自由さを伺い知る事はできない。これが普通だと考えていた事、それはある特定の条件下だけで使えるものであって、状況や条件が異なれば無用の長物となることは、じつはさほど珍しい事ではない。

 屋根と外壁の張り替え工事をやっている現場で、お世話になっている板金屋さんがちりとりを二つくれた。いずれもステンレス製の手作りの品で、一つは平、一つは丸。丸の形状のものの用途がわかる人がどれほどいるだろうか。

DSCF0772.jpg

丸の形状は和瓦の曲線に隙間なくなじみ、屋根上での掃除に重宝する。

大工にとって、コンパクトで程度が良く使い勝手の良いほうきとちりとりは毎日の必需品。板金屋さんの創意工夫と創作意欲と労力と、その心遣いに感謝。

さしかけと竿掛け

8年前新築した家に、自転車置き場と物干し場を兼ねてざしかけを増設。

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