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今年、やっとレモンの実がなりました。

去年、一昨年と全く実をつけなかったのでうれしい。

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他にもまだあるかなあと探していたら、、、あれ?




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カボチャも大きくなっていました。


端材を整理する

大工です。

原木から購入して製材すると、必ずコアの部分(丸みのある部分)が残ります。仮に直径20センチの丸太から最大限の大きさの柱をとると、柱の大きさはおよそ14センチ四角となり、体積比にして63%になります。残りのコアの部分を有効に活用してやれれば当然原木に対する製品の歩留まりは良くなるわけですが、木材の値段が異常に低いこのご時世、手間をかけてコアを製材して有効利用しようにも採算が取れずに廃棄してしまうことの方が多いようです。

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たまっていたコアの部分、有効利用すべく重い腰を上げます。
墨を打ち、丸鋸で挽き割ります。

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使えない部分は40センチ程度の長さに切って薪にします。
杉は柔らかく、子供でも十分割ることができます。
うまく割れると面白がってなかなか止めません。

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杉は火持ちは悪いですが着火の際には欠かせません。

集めて、来る冬に備えます。

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収穫

午後になって、雨がようやくあがりました。

早速畑に出て枝豆を収穫。


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茹でて食卓に出したとたん、あっという間になくなります。

今日は私も負けずに食べるぞ。

先月植えた稲が大きくなってきました。

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そろそろ雑草をとらなくてはいけません。

できれば、早朝か夕方の涼しい時間にやってしまいたいけど、どちらも主婦にとっては忙しい時間帯。

まあ、ぼちぼちとやっていきます。

時計を改造する

大工です。

大雨のため、急遽現場は中止。終日家で機械や道具の手入れ。雨の日は気持ちを切り替えて普段なかなかできないことをします。


数ヶ月前に100円ショップで買っておいた掛け時計。
主要な部品だけ取り外して改造します。

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お気に入りの板に穴をあけてムーブメントと針をつければでき上がり。

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鑿を研ぐ

大工です。

随分とさぼっていました。たたきノミ、一本大きく刃をこぼしてしまってからほおってありました。
半日かけて久しぶりに研ぎをしました。本来なら先手先手で研がねばならないのですが、他にやらねばならないいろいろなことにまぎれて後手に回ってしまいます。研ぎはしんどい。

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古くなった子供用の椅子

大工です。

5年ほど前に現場で出た端材で作った子供用の椅子。食事のときに座卓で使っていました。床や畳を傷つけないように設置面を広くし、天地無用ならぬ天地有用。長く使えるように、上下ひっくり返して座面の高さがかえられるように作りました。しかし、子供用の椅子の宿命。身長が伸びるにつれてだんだんと使われなくなり、行き場を失いました。半ば即席で作ったもので決してできが良いわけではないのですが、捨てることができずに今も部屋の片隅に、そっといます。

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釘打ちは楽し

大工です。

古くなった倉庫です。古い板は4分(12㎜)板、風化して9㎜くらいになっていました。まだ腐っているわけではありませんが、張り替えることになりました。

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20㎜の厚みに製材して桟積み乾燥させた杉板を削って17ミリに仕上げ、て張ってゆきます。できるだけ赤身を使って、塗装はしません。

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真鍮釘を一本一本玄翁で打ってゆきます。化粧となって見えるので、糸を張って丁寧に。
最近は釘というと、コンプレッサーを使ったいわゆるテッポウでパンパンと機械打ち。私も使います。
もしくはねじが切られたビスが主流。

手でくぎを打つ機会がめっきり少なくなりました。しかし、何と言っても釘打ちは楽しい。単純な作業ですがなかなか奥が深い。丸頭でしかも柔らかい真鍮釘となると、玄翁がまっすぐ釘にあたらなければすぐに曲がります。

仲間と二人で黙々と、リズム良く。調子に乗ってきた頃には終了です。

仕事に追われた日常の中で、大工の原点を思い出します。




木を大きく使うということ

大工です。

外部で木を使う場合、直接風雨にさらされるため、それなりの処置が必要です。一般的には防腐剤を塗ること、もしくは塗装をすることなどがまず浮かびます。しかし、それらの効果は永続的なものではありません。数年経てば、剥げた塗装をすべて剥がしとり、再塗装することが必要になり、延々とそのサイクルを繰り返すことになります。これはこれでひとつの方法であり全面的に否定するつもりはありません。しかし、その作業もむなしく予想よりも早く朽ちてゆく場面に、たびたび遭遇します。かと思えば古い寺や民家の濡れ縁がグレーに変色して割れも入っているにもかかわらず健全さを保っているのを目にすると、やはり塗装は付け焼き刃に過ぎないのだと思わされます。

濡れ縁やウッドデッキは条件的に特に厳しい部分です。
写真のウッドデッキは厚さ45ミリの杉材です。赤身ではなく白太も混ざっています。当初、保護のため塗装はしていたのですが、1.2年で跡形もなく剥げ落ちてしまいました。しかし、4年目に入った現在でも腐ることもありません。考えたあげく、もう新たに塗装することは止めました。

木をできるだけ大きく使うこと、厚く使うこと。このことで耐用年数を上げてやることの方が本当ではないのかと考えています。もちろん水に強い材料を使うこと、水切れを良くしてやることなど、基本的なことを守った上での話ですが。

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ゴミじゃない

家の前の道路にたまった土と枯れ葉。
随分積み重なってきたので、連れ合いが掃除してくれました。


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ふかふかの土になっていて、これこそ腐葉土。

早速畑にすき込みます。

白熱灯はどこへゆく?

大工です。

40Wの白熱電球に乳白ガラスの傘をかぶせただけの照明。

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二酸化炭素排出量の削減のため、白熱灯は生産中止され、どうやら数年後にはなくなる様子。値段は10倍、寿命も10倍、消費電力は1/5なので省エネ効果は大きい、らしい。しかし蛍光灯には水銀を含むガスが入っていて、処理は難しい。処理の方法、コストなどはどうなるのか。時の政府による現在の嘘くさい「エコ替え(買え)政策」の一環と見ると、なかなか諸手を上げては賛同できかねます。

同様の政策のおかげで、プリウスが販売台数トップになったという記事がありました。が、本当にプリウスが「エコ」かどうか、私は大きな疑問を持っています。それは、環境としての気候風土を無視し、石油を浪費してつくられた高気密高断熱の家を省エネ住宅として推奨する思想と根が同じであると考えるからです。同じ理由で、そもそも白熱灯に比べて極端に仕組みが複雑になる蛍光灯自体が「エコ」であるとは、どうも私には信じ難いのです。

「エコ」の名を借りた消費拡大策のなかで、いろいろなものが社会から消えて行くことに危機感を覚えます。



バリアフリーを問い直す

大工です。

大雨の中、当初の予定通り、朝から仲間と二人で作業場の草刈りをした。草刈り機2台で半日で終わらせる予定だったが、うち1台が途中で調子悪くなりダウン。一台を交代で使って14時頃終了。カッパを着ての作業だったが、カッパが安物なのかそれとも昨晩のビールが体内から吹き出したのか、いずれにせよ二人ともずぶ濡れとなった。

作業は早めに終わり帰宅。今日はもう仕事はしないと決めて、風呂を沸かしていつもより早く湯船につかる。

湯から上がって畳に怠惰に寝そべり、ビールを飲みながら本を開く。ふと気づいたのが今寝そべっている畳と縁側との段差約6センチ。
その瞬間、「この段差は必要だ」と、感覚的に思った。

のべつまくなしに床の段差をなくすことが本当に必要なのか。自分の仕事を含めて問い直したい。

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大工工事も大詰め

大工です。

岩国山奥での古民家再生工事、大工工事も大詰めです。

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中古で古民家を購入され、再生工事の依頼を受けました。
限られた予算で、極力無駄を排した仕事です。
譲れる部分と譲れない部分とをとことん突き詰めた上での作業です。

復習

教わったことは、復習してみる。

ちょっとしたコツを自分でも試してみたくて。

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なめし皮の使い方、難しいです。

縁が波打っていますね・・(笑)


木のカーテン

大工です。

梅雨の合間の、我が家の風物詩。

外壁に使う板を家の軒に立てかけて、干します。

緑のカーテンならぬ木のカーテン。

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雨が降る前に撤収します。

一枚板のカウンターを据える

大工です。

障害物となる柱2本をかわすため、板を一部切り取り、柱をまたがせて再度くっつけます。

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施主さんも飛び入り参加。午後7時、格闘の末、3人がかりでなんとか据わりました。

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奥の壁側に業務用のキッチンを据えますが、料理屋ではありません。飾りを排し、あくまで実用本意で。

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凝った技巧や装飾はありません。素材まるごとそのまま。

狭い家で育ったので、大テーブルには憧れがありました。
ひとつ夢が叶いました。





一枚板のカウンターを削る

大工です。

雨が上がったので、カウンターに使う板を取り出します。数年前に購入しておいたものがやっと日の目を見ます。幅80㎝、長さ4m、厚み7㎝のラオス杉。 まず電気鉋で荒削り、反りをとって平面を出します。

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そのあとは手鉋でしこしこと。大工仲間と二人で。

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現場に搬入。下部に収納の棚をつくり、その上に板をのせる段取りです。

重い。二人でやっと持ち上げられるくらい。正確に墨を出して、一発で納めたい。

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格子戸を据える

大工です。

加工のすんだ格子戸を現場に運び、レールと戸車を取り替えて立て付けを調整します。ガラスはなくとも、これはこれで美しい。戸締まりが必要なので、そうもいかないが。

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スリガラスを寸法に合わせて切ります。うちから押さえを入れて完成。

内観。

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外観。

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私もアルミサッシは利用します。しかしやはり、古建具に限らず、きちんとした建具職人がつくった木製建具はいいものです。何よりも美しい。

もうそろそろ、アルミサッシの玄関はやめませんか?


格子戸を加工する

大工です。

岩国市の山奥での古民家再生工事、玄関には格子戸を使うことにします。100年ほど前の格子戸。取り壊される古民家から譲り受け、保管していたものです。

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高さは5尺7寸(1727ミリ)でちょうど良いのですが、今回取り付ける場所は間口が狭く、そのままでは寸法が合わないので横幅を5センチほど切り詰めます。ガラスを外し、縦框をはずして切り詰め、新たにほぞをつくります。

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ほぞの加工が終わったら縦框をもとどおりに納めます。

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左右二枚、同じように。組み立てが終わったら水拭きして油で拭いてやります。

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後は現場に運んでの作業です。









つるはのびる

雨上がり。

畑に出てみると、小さなレモンの実を発見。

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うれしくなって視線を上に向けるとレモンの木の枝にカボチャのつるがのびてきていた・・。

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このカボチャの実が大きくなったらどうしよう。
枝が折れちゃうかも。。

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