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椅子

夏の間だけ机になった薪ストーブ。
その机に椅子ができました。

写真では2本足に見えますが、3本足です。

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さっそく子供が座ってお勉強?

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上から見ると、ひょうきんな表情にも見えておもしろい。

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たいへんよくできました。

接着剤(木工用ボンド)の功罪について

大工です。

現在の家づくりで接着剤は欠かすことのできないものになっています。釘だけでは強度に不安がある場合、意匠上、表面に釘を見せたくない(打ちたくない)場合など、実際、現場では重宝します。
ご多分に漏れず、私の道具箱にも常時入っています。

見習い時代から、強度が出るならと、あまり深く考えもせず使ってきましたが、最近はその罪について考えるようになりました。改修工事などはで悪くなった一部分だけを壊して新しく作り替えることをしますが、その際接着剤が使われていたために、壊すのに数倍の手間がかかったり、あるいはまだ使える部分までこわさずを得なくなることが多いからです。

要するに、接着剤は、修理をすることもしくはメインテナンスして使い続けることをを前提としていない材料だということです。家をつくるにあたって接着剤をためらいもなく使用するということは家を消耗品と見なし、使い捨てるものだとの認識につながります。家を一代限りの消耗品、古くなったら立て替えれはいいという考えに、私は組することはできません。

木の間に少しくらい隙間が空いても、ギシギシと床鳴りがしても、ある程度はしょうがない。生き物である木を扱う以上、そのくらいのことは自明のこととして受け止める必要がある。また、逆に、そのことを受け止めることができない限り木のよさもまた享受することができない。そう考えて、すこしずつ現場でボンドを使う機会を減らしています。

見栄えを一番に考えて修理できないような工事をするよりは、無骨にみえても、すぐに修理できるように正面から化粧釘を打つことのほうが大事なのではないか?自問自答しています。

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布草履

一年中愛用している布草履。

鼻緒がきゅっと指の間にかかる具合もちょうどよく、歩きやすい。

素足ではいても布の感触がやわらかくて気持ちいい。

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この布草履は大工仲間さんからのいただきもの。

本当に重宝しています。



夏じたく

田植えも終わり、一段落した我が家。

ようやく建具を取り替えました。

大阪障子といわれる建具です。
はめてあるだけの障子を外し、風が通るように。

昔の建具は本当によく考えられていますね。

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障子も簾戸(すど)に。たしか萩の簾だったと思います。

部屋の中からは外の景色がよく見えます。
また、簾戸の重なりが面白く、眺めていてあきません。

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外から見ると、こんな感じ。
思ったより部屋の中の様子は分からないものです。

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この建具と簾戸は、何年か前に連れ合いが買ってきてこの家の寸法に合わせてくれました。

建具をかえると部屋の雰囲気がガラリと変わり、なによりとても過ごしやすくなりました。

廃物利用のペンダント照明

大工です。

薪ストーブテーブルの上に照明が必要となり、つくりました。
使わなくなった電気炊飯器の内鍋に穴をあけて傘に。

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中をのぞくと「2.4.6合、白米」の白い文字。
自分の家で使うものは、何でもアリですね。

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待ちに待った田植え

待ちに待った雨が降りだしました!

雨の中、さっそく田植え。

水が入ると田んぼの中が歩きやすい気がします。

子供たちもお手伝い。
稲を植えたり、小分けした稲束を投げてくれたり、大活躍。

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恵みの雨はうれしいのですが、田植えの終わった後の汚れた服の山。
明日はカラッと晴れて、大量の洗濯物が乾いてほしいと思うのは虫がよすぎますよね。


田植えの終わった田んぼにカモさんがやってきてくれました。

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夏の薪ストーブ

大工です。

暑い日が続く中、やっと薪ストーブ周りを片付けます。フェンスを片付け、煙突を取り外し、本体を掃除(はまだ)。居間の真ん中に鎮座しているので邪魔なのですが、本体は70キロほどで片付けるのもおっくう。おもむろにナラの板を取り出してきて鉋がけ。ちょうなでざくっと大きく面をとって油を刷り込んでストーブの上におきました。

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うちは座卓がメインでテーブルはありません。しかしたまにはいすにも腰掛けたくなります。見習い時代につくった四方転びの踏み台をいすに。
さっそく子供に宿題用に占拠されました。



古瓦の利用

大工です。

家一軒分に使う瓦の量はかなりのものです。40坪程度の家なら大雑把に平瓦で約2500枚。瓦一枚の重さが4キロ弱なので、棟やのし瓦を含めるとおよそ10トンのものが屋根に載っていることになります。

4年前に家を手で解いたときにでた古瓦を、まるまる1軒分作業場の一角に積んでいました。草をかき分けて取り出すこと約1000枚。2tトラック1台に満載して約500枚、2車分を現場に運びました。敷地の水はけをよくするために暗渠排水管を埋め、その上に瓦を敷き詰めます。

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昼の弁当を食べてから仲間と二人でおよそ半日の肉体労働。一度に8枚抱えてトラックに載せる。現場に運んで逆の作業。近くまで車が入らないので抱えて10m程度歩きます。終わり頃は歩きながら足があがらなくなり、クズのつるに足を取られて転けてしまう始末。

夕方4時過ぎに運び終えたのですが、昨日は真夏日。不惑を過ぎた体にはこたえました。早々に現場を片付けて帰路につきました。

こういった作業には同じ汗を流してくれる仲間が欠かせない。
K君、お疲れさま。

今日は現場はお休みで、田んぼの代かきと田植え。肉体労働が続きます。気ははやるのですが、昨日の教訓から作業は朝方と夕方のみ。日中は休みます。まあ、ぼちぼちと。


梅雨はどこへいった

もう、田植えの準備をしないといけません。

天気予報では「梅雨の中休み」なんて言われていますが、ろくに雨も降っていないのに中休みってどうなのよ?という感じです。

雨が降るのをじっと待っていましたが、そうもいっていられなくなりました。

家からホースを引っ張ってきて給水作戦です。

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昨日の午後から蛇口を開けっ放し。
それでようやくこの程度。
うちは井戸水なので水道代はかかりませんが、電気代がちょっと心配です・・・。

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まあ、なるようになるでしょう。

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とんぼ

大工です。

ぎこちない飛び方のトンボがいたので手を伸ばすと、親指にとまりました。
羽がシャボン玉のように透明で、こわれてしまいそうに美しい。
ヤゴからかえったところだったのか。

指の上でしばらく休んでから、ゆっくりと飛び立ってゆきました。
トンボの寿命は数十日。

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田んぼの雑草

今年は降雨量がとても少なく、どこの田んぼも田植えをするのが遅れているようです。
それでも、周りの田には田植えの終わった苗がすくすくと成長中。

うちは、今から田んぼの準備です。


田んぼの一隅に茂った雑草。
地面を這うようにのびていきます。
とても繁殖力が強く、あっという間に芝生状態。
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調べてみるとアシカキというイネ科の雑草と思われます。
というか、調べれば調べるほどいろんな種類の似た雑草があって分からなくなりました。

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スキやクワでの手作業。腰を屈めての雑草とりは体にこたえます。

収穫(?)は土嚢袋に詰め込み置いておきます。

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乾燥してカラカラになって土嚢袋が軽くなったら処分しましょう。

まだまだ皮むき

大工です。

虫食いの跡。

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今日の仕事量。約60枚。

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残り50枚程度。
あと一日で終わらせたい。




皮むきが続く

大工です。

皮むき継続中です。虫が食べている場所はみずみずしくておいしそう。
薄皮を剥いで食べてみた。

やはりおいしくない。

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ひたすら、黙々と。

道半ば。

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既に幼虫がおりました。

大工です。

長らく皮むきをさぼっていました。
幼虫を発見。

皮の裏側の一番柔らかくておいしいかろう部分を食べておりました。
文字通り食べものに囲まれて生活しているわけで、とても幸せそうに見えました。

申し訳ないのですが、お引き取りいただきます。

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まあじゃん

ケヤキの手作り牌。

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皮を剥ぐ

大工です。

冬場に買った丸太の皮を剥ぎます。製材した後、鎌を使って剥いでゆきます。もっと早くにすませておきたかったのですが、つらい作業はどうしても後回しに。しかしもうタイムリミット。これ以上おいておくと皮に産みつけられた卵が孵って、幼虫に食われて穴があきます。

皮むき専用のピーラーのお化けのような道具もありますが、杉の場合は鎌が使いやすい。それもぐにゃっと曲がるくらいのなまくらの安物がいい。木の形に刃がなじみます。といっても程度問題ですが。

皮と実の部分の間に刃を入れて体全体で腰から引きます。手先ではとても引ききれません。

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乾燥させる間に割れが入りにくくなるように、一番割れが入りやすい場所に割れ止めとしてボンドを塗ります。100%割れを防げるものではありませんが、だいじな材料は、余裕があればこうした手当をしてやります。

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元玉で、一番根元のところです。5mの丸太でしたが2mのところで切りました。
この根元の曲がりが、私は好きです。
こういった楽しみは、既製品の建材からは生まれません。

皮剥ぎ作業は、この後もまだまだつづきます。

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