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麦を脱穀

麦を脱穀しました。
家族総出で手でもみほぐすという原始的な方法。
ボロボロと麦の粒がこぼれていく感触がおもしろくて、子供たちもずいぶん手伝ってくれました。

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種袋一つ分から、寸胴に約半分の収穫。
全部、種としてとっておくことにしました。

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来春には、どのくらい増えるのか楽しみです。

苗すくすくと

大工です。

苗が成長しています。農作業について、主導権はかみさんで私は農奴です。何も考えることなく体だけ動かします。 その方が楽だったりもします。

ふだん食している米を土に蒔いて、それから苗が生長する。当然なことなのですが、こうして実際に汗を流してかかわっていると、そのことを理屈ではなく実感できることが喜びであったりもします。

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水漏れ

ひびから水が漏れた。
鉛筆立てくらいにしかならないか。

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土を焼く

大工です。

久しぶりに土を焼きました。


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燃料の炭がはぜて煙突?から飛んでくる。 熱い。

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裏山で採った土でつくった、花瓶?
このまま朝まで放置。

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麦を収穫

麦がいい色になってきました。

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稲刈りと同じように株元からバッサバッサと刈っていきます。
刈り取ったものを縁台に広げてみました。
思っていたより収量は多かったかな。

麦の向こうには稲の苗が育っています。

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結局、はぜかけする場所もなく穂首だけをまた切り取り、シートの上に広げて乾燥させることに。
二度手間でした。

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今年収穫したものは秋の種まき用として保存します。
でも、少しだけ粉にしてみようかな。

構造は隠さない

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蔵の漆喰の補修

大工です。

瓦がずれ、そこから雨が廻って漆喰も壁土も剥げ落ちています。

左官屋さんに補修を依頼。

下地処理して、左官材料だけで形を作って行きます。

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「終わったよ」と電話があり、足場をばらすため、仕事を少し早めにを切り上げて現場に向かいます。
平らな壁を塗るところしか見たことがなかったので、こうした立体仕上の左官仕事に新鮮な驚きを覚えました。

こうした技術も、いずれ消えて行きます。

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バットをつくる

大工です。

子供が、「バットをつくりたい」と。

檜の2寸角(6センチ角)の材料を八角形に削り、だいたいの形まで成形してやって
「あとは自分で削れ」と、突きノミを一本渡しました。
けがをしないために大事なことだけ教えて、あとはほとんど放ったらかして、横目で見ておきます。

力がないので、体全体を使わないと削れない。

刃物の扱いは、小さいうちに体で覚えさせます。
鉛筆も、できるだけ刃物で削らせます。

ひやっとすることや小さなけがは避けられませんが、刃物のこわさを、子供は身を持って体験します。そのこわさを知っていれば、人に対して簡単に刃を向けることはないはずです。

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軟式のボールは打てません。柔らかいボール用です。あしからず。


あしあと

大工です。

蔵の漆喰壁に無数のつるが張り付いています。左官屋さんは、かずらじゃないかと。凹凸のない壁にも平気でくっついています。

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近くで見ると、無数の小さなあしあとがありました。

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しばしみとれました。




うちのいちご

何年か前に畑に植えたいちご。
実はあまりできなかったのですが、ランナーがのび子株がたくさんできました。

それから毎年子株を植え替えているのですが、畑だけではスペースが足りず庭の空いているところにどんどん植えていきました。

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今年は植えた覚えのないところから、いちごが成長しています。
植え替え忘れた子株が大きくなったようです。

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おかげで今年は思った以上にいちごをいただくことができました。

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自家栽培のものって、どうして味が濃いんでしょうか?
このいちごもとても甘酸っぱくておいしかったです。


古い障子を使って

大工です。

とある、古い町家が並ぶ一角。狭い通路に、簡単な戸をつけてほしいとたのまれました。

保管してあった古い障子を再利用。寸法を合わせて切り詰めて、目隠しと補強をかねて板を張り、丁番で固定。

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板を干す

今日の仕事は板材の桟積みです。

丸太から製材したばかりなので水気がたっぷりあって重い。

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幅20センチ、厚さ2センチ、長さ4メートルの板が300枚。
これを井桁に組んで乾燥させます。
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どんどん高くなってくると板をのせていくのがきつい。
全部積み終わると、私の肩の高さにまでなりました。

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これだけの板、何に使うんでしょう? わたしにもわかりません。


天井に板をはる

大工です。

既存の古い天井を壊しました。間仕切りも取り払い、天井を高くして、梁を見せます。60年間のほこりをせっせと拭き取ります。仕事を終えて鼻をかむとチリ紙は真っ黒になります。

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 丸太にあわせて天井板をひかりつけていきます。大変な手間で、できれば避けたい作業。新築の場合ならばまちがいなく垂木と野地板を化粧にして、天井は張りません。しかし改築の場合は屋根を壊すわけにも行かず...。

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部屋の改修

大工です。

古家の改修です。床が抜け落ち、天井は剥がれ落ち、壁はくすんでいました。幸い構造は傷んでいない。床下を補強し、大引、根太を取り替え、杉皮を固めた断熱材を入れて杉板のフローリングを張りました。

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天井も杉板、壁は珪藻土。建築当初からの古いガラス戸と相まって何ともいえない、ほっとする空間です。本物の素材の持つ力はやはり大きい。小手先で奇抜なものをつくる必要などないことを思い知らせてくれます。

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また材料を削る

材料の加工にかり出されました。

2年以上前に製材して天然乾燥させていた材料を奥からフォークリフトで取り出します。
古い材料は必然的に倉庫の奥に貯まることになり、必要な材を取り出すだけでも結構大変です。
必要な材料を取り出したら、使わない材料は再び積み直して倉庫にしまい、作業開始です。

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角材(?)を30本くらい、機械に入れて削ってゆきます。私は例のごとく機械から出てきた材を受け取ってウマの上に並べていく作業の担当。前回の板削りの時とくらべて1本の重さは倍以上。連れ合いはおかまいなしにどんどん材料を機械に突っ込んできます。

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それでもなんとか予定終了。私の手伝いはここまで。
表面が風化したようにグレーがかっていた材料は削ると、まぶしいくらいの白に。

このあと丸鋸で3つに割いて天井の下地にするようです。

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現在、築60年程度の古い民家を改修中です。折りをみてまたご報告します。




古びた郵便受け

大工です。

古屋のアプローチにある郵便受けに目が止まり、しばし見入りました。

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昔よく見かけたかたちの、何の変哲もないブリキ製のもの。かれた木の幹に針金でくくりつけてありました。おそらく何十年も前から使われ、風雨にさらされ、錆び付き、朽ち、穴が空き、塗装が剥げ、そのたびに手直しされながら毎日つかわれてきたもの。これから後も、手が加えられ、補修されながら役目を果たしてゆくのだろうと思われます。

こういう飾り気のないものに、時々ハッとさせられます。


種モミをまく

今年も米づくりの準備の時期になりました。

連休前に昨秋収穫した米(種モミ)を塩水選にかけて、そのまま浸種。
それらを用意した育苗箱にまいていきました。

下の写真は、箱に入れた土を平にならしているところ。

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平らになった土の上にパラパラと種モミをまいていきます。

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このあと、土をかぶせて庭先に並べ、スズメよけのネットを全体にかけました。


去年は、この作業を私一人でやったので半日がかりの大仕事でしたが、今年は子供たちの協力を得ることができ約1時間半で作業を終えることができました!

後は水やりに気をつけて芽が出るのを待つばかりです。


パンフレットをつくりました。

大工です。

2年前に、大工仲間で「杢人の会」という団体を立ち上げました。大工の自主独立と相互扶助を主な目的としていますが、大工として、家づくりを通じて社会とどのように関わってゆくかを議論する場でもあります。
 
その会のパンフレットができました。DSCF2608.jpg

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目次からもわかるように、家を建てる際のノウハウ本ではありません。大工が、家を建てるということについて自らに反問した内容のものです。どれもたやすくこたえの出せる問いではありませんが、技術論についてとやかく言う以前に、避けて通ることのできない、根本の思想となるところだろうと考えています。

希望される方にお送りします。
住所、氏名をご記入の上、その旨記述いただき、500円分の切手を同封してリンク先住所までお送りください。

私、大工のパンフレットは無料でお送りします。こちらだけでもよろしければ、メールにてご連絡ください。
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