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階段の柵をつくる

大工です。

1歳になる子供が歩き回るので、階段から落ちないように柵をつけてほしい。と話がありました。市販の柵などもありますが汎用品としてつくられているため、どうしても機能は今ひとつです。強度が不足していたり、開閉できなかったり。 ここぞ、大工の出番となります。数年間限定のものですが、安全第一。階段の踊り場に、高さ90センチ程度のドアを作ります。材料は檜。

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階段側の鍵に子供の手が届かないように一部分板をはめ込みます。

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裏にはカンヌキ状の鍵をつけています。

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春爛漫

畑の隅に植えたクラブアップルの花が満開になりました。
画像は少し前のものです。
今はもう花は落ちて、そのあとに小さな実ができ始めています。
この実が食べられないのが残念。ちょっと渋いんです。

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バラの花も咲きました。
これはルイーズ・オディエというバラ。
まだ一輪しか咲いていないのに、とてもいい香りがします。

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そして待ちに待った、ミョウガの芽。
ミョウガ好きの私は芽が出てきただけでわくわくします。

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刻んだミョウガにかつおぶしと醤油をかければ、ご飯がいくらでも食べられそうです。
それくらいおいしいですよ!

材木の皮むき

大工です。

冬の間に買い込んだ丸太は製材した後桟積み乾燥します。その前に必ずやらねばならないのが、皮むき。刃渡り15センチほどのピーラーのお化けのような道具、もしくは鎌などで、ひたすら剥きます。手先では引ききれません。腰を使って全身で。汗だくになります。

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製材の際、皮のついた部分まで挽き落としてしまえば、皮むきの手間はなくなりますが、歩留まりが悪くなります。できるだけ丸ごと有効に使いたい。

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この手間を省くと、ほぼ例外なくキクイ虫にやられます。今時分から皮に卵を産みつけて、幼虫がかえると皮や木を食い荒らします。ちょうど皮と木の境目の部分。そこだけですまなくて、白太の部分に穴をあけてしまうからたちが悪い。一年前皮むきをさぼった木はみごとにやられてこのとおり。

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それにしても、最近体力の衰えを感じます。

板をけずる

今日は作業場で板削りのお手伝い。
100枚ばかりの杉板を、自動鉋盤という機械に通して厚みをそろえる作業です。

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桟積みして自然乾燥させていた杉板を一枚毎機械に通します。
裏表で、約200回ほど。厚み15ミリにそろえて床の下地に使います。

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連れ合いが機械に入れた板、出てきたところを私が受け取ります。重さはそうでもないのですが、長さは4mあり、持ち運びするのもなかなか大変です。たまにスイバリ(木のとげ)も指に刺さったり。「力やない、コツや」と私に言いますが、そういうダンナも結構ばてているみたい。

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作業自体は午前中で終わり、家に帰れると思ったら、
「現場に運ぶで」
「................。 きいてないで!」




かつおのたたき

うちの定番料理、カツオのたたき。
近所のスーパーで刺身を買ってきて、ワラを燃やしてあぶりました。

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カツオの刺身がないときは市販のカツオのたたきを買って同じようにあぶります。
そうすると市販のものでも格段においしくなります。

うちでは、たまねぎのスライスをたっぷりと盛りつけてポン酢でいただきます。

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ワラを燃やさなくてもコンロの火などであぶるだけで臭みがとれていい味になります。
ぜひ、試してみてください。




うんてい

大工です。

我が家は棚田の一角にあります。集落内では下の方に位置しているので、自然と子供たちの集合場所になります。
下の坊主に「うんていをつくって」とせがまれました。一年生になって初めてうんていで遊んで楽しかったらしい。大工である父親は頼めば何でもつくれるものと思っている。「そんな簡単にできるか!」と言いながら、あきらめるのも癪なのでいろいろと思案する。子供たちはほとんど思いつきで言葉を発する。それにのせられて気合いをいれていろいろつくっても、数日たてば子供たちの目にすら入らなくなる寂しい思いを今まで数多く経験。最小限の手間で良い反応を見たい。

しばし辺りを見回して、
「これこれ。」

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現場で使うアルミ製のはしごを小屋と木の間に架け渡して長さ4mのうんていのできあがり。
こんなものでも子供たちは半日近くキャーキャー言いながら遊んでいました。すぐそっぽを向かれることになるのですが、子供たちが遊んでいるときの屈託のない笑顔を見ていると、また何かつくってやろうという気になります。誰かしら「お金にならない仕事が一番面白い」と言っていましたが、そのとおりです。なりわいとして大工をやっている以上、日々葛藤があります。



包丁掛け

大工です。

気が向けば台所にも立ちます。しばし仕事のことを忘れる時間です。前の壁に杉の包丁掛けを付けています。合計8本。たいそうなごちそうをつくる訳ではないのだが、知らぬ間に増えてこの状態。いつでも手に取れる、目に入る位置にあると、台所に立つハードルが低くなります。

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どれも、違う鍛冶屋がつくったもので微妙に形も違います。たまに地方に行って町中で鍛冶屋を見つけると、ふらふらと吸い込まれます。鑿や鉋といった大工道具をつくっているところはほとんどありません。店にあるものは鎌や鍬などの農器具が主です。そこでつい「ひとつ包丁でも」となるわけです。それらも大概は年老いたじい様がひとりでやっている様子で、風前の灯の風情。しばし世間話をしながら「まだまだやってくださいね」とエールを送ります。しかし、それぞれの地に根ざした野鍛冶たちはそう遠くないうちに絶滅するでしょう。「今度行ったらもう店は閉まってるかな」と寂しい想像をしながら、包丁を握ります。


ソラマメ、すくすく

ソラマメがすくすくと成長し、ちいさな実をつけました。


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グリーンピースもたくさんの実をつけています。

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我が家はみな、豆が大好き。

このあと、枝豆、インゲン豆などを植える予定です。

豆だけはわりと失敗なく育ってくれるので助かります。


モグラ捕獲

うちの犬がモグラを捕まえました。

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暖かくなって、庭は穴だらけ。数日ごとに穴が増えます。
子供たちはここぞとばかり、ゴルフのまねごと。
埋めておかないと、つまずいたりして結構危ない。

うちの犬は以前から、庭のあちこちにあるモグラの穴を掘り返していたのですが捕まえたのは初めて。私たちもモグラを見るのは初めてです。

想像以上に大きくてごつい前足。触ると固くて、これならどんなに固い土でも掘り返していくと思います。

そしてほとんど退化してしまった目。つぶらな瞳どころか点のよう。

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しばし観察させてもらって、荼毘に付しました。








檜の浴槽を再利用する。

大工です。

10年使われて役目を終えた檜の浴槽。
腐った箇所を切り取って残った板類。
ただ薪にするのはもったいない。

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施主さんと相談して庭で使うベンチにしようかと。
頭の中で1週間。作業は1日。
鉋やペーパーの仕上げもせず、つくりすぎないようにざっくりと。

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結果、玄関先においていただいて、何やら恐縮です。

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よみがえったライラックの花

今住んでいる家に越してきたとき、いっしょに持ってきたライラックの木。
植え替えてからしばらくは、枯れたようになってしまい何度か「もうだめかな」と思ったものです。

そのライラックの花が、今年やっと咲きました。とても小さいのですが、いい香りもします。

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5年間、花をつけなかったので、今年つぼみを見つけた時は本当にうれしかった。




こちらはドウダンツツジ。
かわいい花と秋の見事な紅葉が大好きです。

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麦の穂

田んぼの片隅にまいた麦。

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穂が出てきました。
全体に少し小柄な感じですが、麦らしくなってきました。

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色づいてくるのが今から楽しみです。



わらび

子どもたちがわらびをつんでかえってくれました。
自分たちは食べないのに。

子どもたちが夢中になって貝掘りをしました。
自分たちは食べないのに。

自分はいつの頃からおいしいと思うようになったのか。

おいしくいただきます。

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