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足場板でつくるテーブル
「テーブルが作りたい」との声があり、セルフビルダーのためのテーブルを考えた。丸ノコとインパクトドライバーがあれば作れる。材料は足場板4枚。ホームセンターで買える。1枚3000円として材料費は12000円。組み立てはすべてビス止め。できあがりの寸法はW1800*D800*H700。これらの寸法はすべて自由に変更可能。
ラフな図面と木取り図を書いて渡すと、数日後にできあがったテーブルの写真が送られてきた。2日間かけて作ったそうだが、プレーナーを通した材で作っているので、写真で見る限りなかなかの出来栄え。

後日、仕事の合間を見て自分たちでも実際に作ってみた。木取りから組み立て、完成までちょうど1時間。気になっていた強度も十分確保されていて安心した。

こちらは随分とラフな感じだが、アウトドア用として使うのであればカンナがけは必ずしも必要ないだろう。不要になればビスを外せば15分もあればバラバラに解体できる。何でもお金を出して買えば良いという世界に少しでも抗いたい。そういう意思のある人たちの力になりたいと思う。図面と製作工程をHPで公開するので、これならと思った方は自作してみてほしい。

ラフな図面と木取り図を書いて渡すと、数日後にできあがったテーブルの写真が送られてきた。2日間かけて作ったそうだが、プレーナーを通した材で作っているので、写真で見る限りなかなかの出来栄え。

後日、仕事の合間を見て自分たちでも実際に作ってみた。木取りから組み立て、完成までちょうど1時間。気になっていた強度も十分確保されていて安心した。

こちらは随分とラフな感じだが、アウトドア用として使うのであればカンナがけは必ずしも必要ないだろう。不要になればビスを外せば15分もあればバラバラに解体できる。何でもお金を出して買えば良いという世界に少しでも抗いたい。そういう意思のある人たちの力になりたいと思う。図面と製作工程をHPで公開するので、これならと思った方は自作してみてほしい。

4年越しのセルフビルド
どのくらい前だったのか、調べてみるとちょうど4年前の秋。
空き家となっている自宅を直したい。屋根や構造など、自分ではできない部分を大工さんにお願いして、その他の造作工事は自分でやりたいと思っている。と相談があり、全面的に協力を約束。
ほぼ仕上がって、薪ストーブも自分でつけたとのことで、見せてもらいに伺いました。
4年前、工事前。

瓦が崩れて屋根が陥没。雨漏りあり。シロアリの被害あり。柱の沈下多数。
家のジャッキアップから柱の根継ぎ、構造補強を施して、その1年後に屋根工事。瓦をはがして屋根下地からやり直し。そして屋根と骨組みがきっちりなったところでOさんにバトンタッチ。
それから2年。外壁、サッシ、風呂、トイレ、キッチン、ロフト、居間、玄関が終了。和室とその奥の1部屋の工事が残っているもののほぼ住める状態になっていました。

そして薪ストーブ。

よくぞここまで、よくお一人で。
お祝いにウォールナットのテーブルを持って行きました。落ち着いたら竣工祝いをやりましょう!

空き家となっている自宅を直したい。屋根や構造など、自分ではできない部分を大工さんにお願いして、その他の造作工事は自分でやりたいと思っている。と相談があり、全面的に協力を約束。
ほぼ仕上がって、薪ストーブも自分でつけたとのことで、見せてもらいに伺いました。
4年前、工事前。

瓦が崩れて屋根が陥没。雨漏りあり。シロアリの被害あり。柱の沈下多数。
家のジャッキアップから柱の根継ぎ、構造補強を施して、その1年後に屋根工事。瓦をはがして屋根下地からやり直し。そして屋根と骨組みがきっちりなったところでOさんにバトンタッチ。
それから2年。外壁、サッシ、風呂、トイレ、キッチン、ロフト、居間、玄関が終了。和室とその奥の1部屋の工事が残っているもののほぼ住める状態になっていました。

そして薪ストーブ。

よくぞここまで、よくお一人で。
お祝いにウォールナットのテーブルを持って行きました。落ち着いたら竣工祝いをやりましょう!

あとはセルフで。
ブランコ
数千万円するマンションと数百万の古民家(庭付納屋付)。ふたつは同じ町内にあるが、後者は車が入らず、再建築不可。当然後者を選ぶ人もいる。数百万かけて修理すればかなり贅沢な空間ができる。住まい手が自分で工事するのが理想との考えを共有し、私はその手助け。急ぐ必要はない。住みながら、行きつ戻りつ、空いた時間にゆっくりと。暗くホコリだらけの納屋をゲストハウスにする。壁を一部壊して開口部に。2階の床も半分壊して吹き抜けに。光と風が入るようになりました。床の材料は安価な足場板。材料を届けて工事の手ほどきをし、進捗を待ちます。そして次の工事に。プロと同じようにできるはずはありません。限られた材料と、限られた腕と、限られた道具と、限られた時間と。みんなそれぞれおかれている状況は違う訳で、その中でなんとか自分なりの方法を見つけて行くことが大事です。無い物ねだりはしないこと。完成を求めず、家をつくるプロセスを楽しむこと。帰り際「ブランコができそうだね」と、奥さんのことば。トラックから荷締め用のロープを引っ張り出して2本に切断、吹き抜け上部の2階屋根の丸太梁からぶら下げて、余った材をに穴をあけてロープを通して結んでできあがり。ロープが長いので触れ幅が大きく、結構楽しい。


家を揚げる
今までかつて2度曵き屋(家を揚げて移動させる)をやりましたが、その道のプロに頼みました。今回は曳くことはなく揚げるだけです。古屋の修理にはジャッキアップはつきものなので、その技術を身につけてハードルを低くしておきたい。そして工事費用も安く抑えたい。なので自分でやることにしました。手持ちの建築ジャッキ8個と車のスクラップ屋をめぐってかき集めた油圧ジャッキ12個そしてM16のボルト数十本、杉の梁10本。そして1m程度の角材100本程度。柱に梁を抱かせてボルトで締め上げ、それにジャッキをかけて揚げます。古家は柱ごとに石に乗っかっているだけなので、100年以上経って沈下したり柱が腐ったり、かなりひどい状態です。10センチ以上下がってる柱もありますが、家は倒れないものです。

