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ブランコ

数千万円するマンションと数百万の古民家(庭付納屋付)。ふたつは同じ町内にあるが、後者は車が入らず、再建築不可。当然後者を選ぶ人もいる。数百万かけて修理すればかなり贅沢な空間ができる。住まい手が自分で工事するのが理想との考えを共有し、私はその手助け。急ぐ必要はない。住みながら、行きつ戻りつ、空いた時間にゆっくりと。暗くホコリだらけの納屋をゲストハウスにする。壁を一部壊して開口部に。2階の床も半分壊して吹き抜けに。光と風が入るようになりました。床の材料は安価な足場板。材料を届けて工事の手ほどきをし、進捗を待ちます。そして次の工事に。プロと同じようにできるはずはありません。限られた材料と、限られた腕と、限られた道具と、限られた時間と。みんなそれぞれおかれている状況は違う訳で、その中でなんとか自分なりの方法を見つけて行くことが大事です。無い物ねだりはしないこと。完成を求めず、家をつくるプロセスを楽しむこと。帰り際「ブランコができそうだね」と、奥さんのことば。トラックから荷締め用のロープを引っ張り出して2本に切断、吹き抜け上部の2階屋根の丸太梁からぶら下げて、余った材をに穴をあけてロープを通して結んでできあがり。ロープが長いので触れ幅が大きく、結構楽しい。

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薪ストーブ設置

工事着工から1年以上が過ぎ、やっと薪ストーブ設置までこぎつけた。追加で家具工事も頼まれているけれど、とりあえず一段落。

「築20年くらいの中古の家を買ったのだけど、冬、とにかく寒い。相談に乗ってもらえないか。」と、学生時代の友人から連絡があり、20年以上の歳月を隔てて再会したのが2年前。なるべくお金をかけずにとの相談をうけて、こちらからセルフビルドを提案、素人ではできない木工事だけ請け負って、解体や断熱工事、電気工事、左官工事は「アドバイスはするから自分でやりな。」どこまでできるか少し不安はあったけれど、住宅施工の専門書を買い込んで勉強し、自分で材料と道具を揃えた上での、週末だけの工事。時間はかかったけれど、自力でここまでたどり着いたのは本当に立派だと思う。少しくらい失敗してもいい。釘が見えてたってかまわない。家づくりのハードルを下げて、もっとみんなにその楽しさを知ってもらいたい。そうすれば、出来合いのハウスメーカーの家が中身の無いただの箱にすぎないこと、そこに大金を投じることがドブに金を捨てるようなものであることが、少しは実感してもらえるんじゃないか。

外部を触ると足場が必要だったりと、大金がかかる。内壁を全部はがして壁、天井、床にウールの断熱材を入れて、細切れになっていた部屋を大幅にぶち抜いて、家一軒をほぼワンルームにした。その工事の締めくくりが薪ストーブの設置。「週末に薪ストーブが届く。重さが130キロあるんで搬入と設置、煙突工事を手伝ってもらいたい。」当日は別の用事があったので、若い衆二人に行ってもらった。なんとか設置できたらしく、後日確認に出向いてほっと一息。当初の要求からはかなり脱線した部分もあるけれど、不満の声もまだ聞かない。快適な冬がおくれているのか、今度たずねてみよう。

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キャットウォークその後

檜の4.5センチ厚の板をスノコ状に、上から真鍮の化粧釘どめ。向かって右にある窓の開閉のため、移動式の足場板を2枚。
「思ったより高いですね」

手前の柱から窓枠まで、片側だけでも腰高くらいの手すりをつけた方が良いか、しばらく様子見。

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キャットウォーク

最近、現場は彼に任せていたけれど、新たに梁を取り付けるために久しぶりに現場に行く。ほぼ総2階の家の二階の和室をつぶして吹き抜けにしたのでこのままではベランダに出られない。吹き抜けのど真ん中に幅1m長さ2.6mのスノコ状のキャットウォークを作り、そこを通って洗濯物や布団を干す。高所恐怖症の人にはちょいと厳しいけれど、セルフビルドの主はパラグライダーが趣味なのでヘッチャラです。仕事は早めに切り上げて、普段はシャワーしか浴びないという彼を連れて、べにまんさくの湯へ。

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廃石膏ボードの行く末

中古の家のリフォームに伺うと、家に使われる建材の移り変わりがよくわかる。今から30年以上前に建った家の内装は化粧ベニヤが多く、それ以降になると石膏ボードにクロス張りが主流になる。大量に出る石膏ボードの処分はいつも悩みの種。地元に引き取り手はなく広島まで車で運ばなくてはならない。処分費もかさむ。 セルフビルドの主から「蓄熱層にする」との提案を受けて、10畳の薪ストーブ部屋のうち4畳分の床を45センチかさ上げして、その中に廃石膏ボードを敷き詰めた。この上に杉の床板をはる。残り6畳のど真ん中に薪ストーブを置いて、かさ上げした部分にごろ寝という感じ。

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