Entries

薪ストーブ設置

工事着工から1年以上が過ぎ、やっと薪ストーブ設置までこぎつけた。追加で家具工事も頼まれているけれど、とりあえず一段落。

「築20年くらいの中古の家を買ったのだけど、冬、とにかく寒い。相談に乗ってもらえないか。」と、学生時代の友人から連絡があり、20年以上の歳月を隔てて再会したのが2年前。なるべくお金をかけずにとの相談をうけて、こちらからセルフビルドを提案、素人ではできない木工事だけ請け負って、解体や断熱工事、電気工事、左官工事は「アドバイスはするから自分でやりな。」どこまでできるか少し不安はあったけれど、住宅施工の専門書を買い込んで勉強し、自分で材料と道具を揃えた上での、週末だけの工事。時間はかかったけれど、自力でここまでたどり着いたのは本当に立派だと思う。少しくらい失敗してもいい。釘が見えてたってかまわない。家づくりのハードルを下げて、もっとみんなにその楽しさを知ってもらいたい。そうすれば、出来合いのハウスメーカーの家が中身の無いただの箱にすぎないこと、そこに大金を投じることがドブに金を捨てるようなものであることが、少しは実感してもらえるんじゃないか。

外部を触ると足場が必要だったりと、大金がかかる。内壁を全部はがして壁、天井、床にウールの断熱材を入れて、細切れになっていた部屋を大幅にぶち抜いて、家一軒をほぼワンルームにした。その工事の締めくくりが薪ストーブの設置。「週末に薪ストーブが届く。重さが130キロあるんで搬入と設置、煙突工事を手伝ってもらいたい。」当日は別の用事があったので、若い衆二人に行ってもらった。なんとか設置できたらしく、後日確認に出向いてほっと一息。当初の要求からはかなり脱線した部分もあるけれど、不満の声もまだ聞かない。快適な冬がおくれているのか、今度たずねてみよう。

P1050095.jpg

キャットウォークその後

檜の4.5センチ厚の板をスノコ状に、上から真鍮の化粧釘どめ。向かって右にある窓の開閉のため、移動式の足場板を2枚。
「思ったより高いですね」

手前の柱から窓枠まで、片側だけでも腰高くらいの手すりをつけた方が良いか、しばらく様子見。

P1030267.jpg

キャットウォーク

最近、現場は彼に任せていたけれど、新たに梁を取り付けるために久しぶりに現場に行く。ほぼ総2階の家の二階の和室をつぶして吹き抜けにしたのでこのままではベランダに出られない。吹き抜けのど真ん中に幅1m長さ2.6mのスノコ状のキャットウォークを作り、そこを通って洗濯物や布団を干す。高所恐怖症の人にはちょいと厳しいけれど、セルフビルドの主はパラグライダーが趣味なのでヘッチャラです。仕事は早めに切り上げて、普段はシャワーしか浴びないという彼を連れて、べにまんさくの湯へ。

P1030202.jpg

廃石膏ボードの行く末

中古の家のリフォームに伺うと、家に使われる建材の移り変わりがよくわかる。今から30年以上前に建った家の内装は化粧ベニヤが多く、それ以降になると石膏ボードにクロス張りが主流になる。大量に出る石膏ボードの処分はいつも悩みの種。地元に引き取り手はなく広島まで車で運ばなくてはならない。処分費もかさむ。 セルフビルドの主から「蓄熱層にする」との提案を受けて、10畳の薪ストーブ部屋のうち4畳分の床を45センチかさ上げして、その中に廃石膏ボードを敷き詰めた。この上に杉の床板をはる。残り6畳のど真ん中に薪ストーブを置いて、かさ上げした部分にごろ寝という感じ。

P1030066.jpg

やっとコンロが

ふと「この工事いつはじめたんだっけ?」と思い、調べてみると、最初のコンタクトが2011年の8月、打ち合わせを重ねて着工したのが2012年の2月だった。それからあっという間に1年以上が経過している。寒さと湿気の改善が当初の目的だったのだが、どうせやるなら楽しく、プロの手も借りながら自分で出来るところは自分でやりたいとのことで、おおよそのプランをもとに見切り発車。壊しや電気工事、断熱工事、左官工事は施主施行。歩きながら考えるという感じで、その間も二転三転、やっと料理が作れるようになった。大工の意見とは違ってIHヒーターになったけれども、大工の目から見てなかなか楽しい家になってきた。木には長所もあれば短所もある。その短所を受け入れる度量はひとそれぞれ。その度量が広い施主ほど、私に近く、仕事も楽しい。汚れやすい台所だけど、汚れたら拭けばいい。濡れて少しくらいシミになってもいい。少々焦げたって。木はおおらかにすべて受け入れてくれる。

P1020595.jpg

Appendix

カレンダー

02 | 2017/03 | 03
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

山口ブログ

プロフィール

Author:きょうこ+木の家
FC2ブログへようこそ!

最新記事

FC2カウンター

検索フォーム

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード