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春になって

冬の間に仕入れた原木を製材したあとには、皮むき作業が待っている。春暖かくなるとスギカミキリが樹皮に卵を産み、幼虫になると材を食うので、この時期に皮を剥いておかなければいけない。製材するときに皮の部分まで機械で落としてしまえばこの手間は無くなるのだが、少しでも製材時の歩留まりを良くしようと思えば皮が残ってしまい、この手作業がどうしても必要になる。作業に使うのは農作業用の安物の鎌。程よくなまくらなほうが丸太の曲面には都合が良い。こういう単純作業は一人じゃ気が滅入る。3人でやれば知らずのうちに競争になってはかどります。四角に製材された木材を買えば必要のない作業なんだが、この前近代的な作業をしている人はこの国にどのくらいいるのだろう。皮むきのいろんなノウハウがあれば聞いてみたい。

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4件のコメント

[C788]

へー こういった地道な作業もあるんですねぇ。私が毎週のように訪れている六呂師/下畑の山林には、元JRマンで柳井から通ってくる86才の万年青年がいます。この方は数年前に間伐した木材の命を惜しんで、自ら樹皮を剥ぎトングで引き下ろし井桁に積み上げ大事に保存しています。それも数百本にのぼるのですから目を見張るばかりです。ここまで生き抜いた木の命を、無駄に朽ちさせるに忍びない・・というのが理由です。時には仏像を彫り、橋を架け、イスやログハウスを造り、遊歩道を整備。高齢でガンを抱えながらも前向きに祖先の山整備に全精力を注入。器用且つ博学温厚な方ですので、きっと良いアイデアをお持ちですよ。
  • 2014-04-22
  • 投稿者 : 岩太郎
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[C789]

料理人も魚をおろしてさくにしてあるものを買える時代。
しかしそれをしてしまうと…
っていう考えがあるので、魚を見て鱗をはいで仕事しています。

木の皮を剥ぐという仕事もそのような事だと思います。
大事な仕事。ですが…確かに沢山の丸太は気が滅入りそうですね。しかしこの仕事。後世にも残していかないといけませんね。

[C790]

岩太郎さん
ぜひ紹介してくださいませんか。

shingoさん
なるほど、料理ので界でも同じ事。手を加えられたあとではそれがかつて生物であったことを忘れてしまうんですね。ここが大きな落とし穴...。時間がかかってできたものは、その時間を感じながら、こちらも手間と時間をかけてさばくことが大事。
  • 2014-04-24
  • 投稿者 :
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[C791]

最近 金子みすずの詩に嵌っているのですが、木や花はもちろんのこと 石や滝 山などあらゆるものに地球(宇宙)の意志・命が宿っているように感じます。久良さんのように木を愛し山を愛する方ならなおさらでしょう。先の山守さんとは岩国巨樹の会を通じて以来の4年の付き合いですが、短歌・写経・作詩・山野草ほか独自の世界を築かれている点に深く惹かれています。ここ数日すれ違いが続いていたのですが昨日了解がとれました。この山林から大応山経由で平田地区に抜ける山道もあるので、閑期にハイキングを兼ねて訪ねるのも一興です。数日前に連絡くだされば即日程調整します。素朴な山親爺的な人ですから、気軽に訪ねて行けば喜ばれますよ。 
  • 2014-04-28
  • 投稿者 : 岩太郎
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